「unverifiability」は、古英語由来の否定接頭辞「un-」と「verifiability」（verify＋名詞化接尾辞「-ability」）が結合してできている。「verify」はラテン語の「verificare」に由来し、「verus」は「真実」、「facere」は「作る」を意味していた。

ラテン語'verificare'は古フランス語の'verifier'に発展し、中英語で'verifien'／'verify'として取り入れられた。そこから'modern English'の'verify'が生まれ、'verifiable'、続いて'verifiability'が形成され、接頭辞'un-'が付いて'unverifiability'になった。

もともとは「（物を）真にする、真実であることをなす」という意味に関わっていたが、次第に「証拠によって確かめる、立証する」という意味になり、現在では「（証拠などで）確認できないこと」を示す語になっている。