Langimage

ligation

|li/ga/tion|

C1

/laɪˈɡeɪʃən/

結びつける・縛る

to bind / to tie

語源
語源情報

「ligation」は中世ラテン語の語「ligatio」に由来し、ラテン語の語根「ligare」は「結びつける/縛る」を意味した。

歴史的変遷

「ligation」は中世ラテン語『ligatio』(および関連するラテン語形)からラテン語・英語に入り、ほぼ同形で英語に採用された。

意味の変化

当初は一般的な「結びつける/縛る」という意味だったが、やがて外科(結紮)や生化学・分子生物学(核酸やペプチドの連結)の専門的な意味に特化していった。

品詞ごとの意味

名詞 1

(外科的な)血管・導管などを結紮する行為(止血のために結ぶこと)

The surgeon performed a ligation of the artery to stop the bleeding.

外科医は出血を止めるために動脈の結紮を行った。

同意語

反意語

名詞 2

分子生物学・生化学でのDNAやRNA断片の連結(酵素的・化学的方法による結合)

Ligation of the DNA fragments was performed using T4 DNA ligase.

DNA断片の連結はT4 DNAリガーゼを用いて行われた。

同意語

反意語

名詞 3

一般的な物を結びつける・固定する行為(一般用法)

The ligation of the two ropes kept the load secure during transport.

その2本のロープの結びつけが輸送中に荷物を固定した。

同意語

反意語

名詞 4

合成化学・ペプチド化学におけるペプチド断片を化学的に結合する手法(例:ネイティブケミカルライゲーション)

Native chemical ligation enabled the synthesis of the full-length peptide.

ネイティブケミカルライゲーションにより全長ペプチドの合成が可能になった。

同意語

反意語

最終更新時刻: 2025/09/09 19:10