「inspectability」は英語で「inspect」＋接尾辞「-ability」から成る。『inspect』は最終的にラテン語の『inspicere』（in-「中へ」＋specere「見る」）に由来し、接尾辞『-ability』はラテン語の『-abilitas』に由来する。

「inspect」はラテン語の『inspectare／inspectus』（『inspicere』の頻用形・完了形）を経て、古フランス語の影響を受け中英語の『inspecten／inspect』となり、現代英語の『inspect』へと発展した。名詞化する『-ability』は古フランス語・ラテン語の語形成に由来し、現代英語で複合語『inspectability』が形成された。

当初ラテン語の語根は「内部を見入る／詳しく見る」を意味していたが、接尾辞と組み合わさることで現在の「検査（点検）できる性質」という抽象的な意味に発展した。