「understandability」は動詞「understand」に接尾辞「-able」「-ity」が付いてできた語です。'understand'は古英語の'understandan'(under- + standan)に由来し、'-able'はラテン語の'-abilis'が古仏語を経て入ったもので、'-ity'はラテン語'-itas'が古仏語を経て入ったものです。

「understand」は古英語の'understandan'から中英語の'understanden'を経て現代英語の'understand'になりました。形容詞'understandable'は'understand'に'-able'を付けて作られ、さらに現代英語で'-ity'が付いて'understandability'が形成されました。

当初は'understand'の要素は『(〜の)下に立つ／(〜の)間に立つ』のような意味を持っていましたが、次第に『意味をとらえる』という意味になり、'understandability'は『理解できるかどうかの性質（分かりやすさ）』という現在の意味になりました。