「peptide-linked」は近代英語の複合語で、'peptide'＋'linked'から成る。'peptide'はギリシャ語の要素'peptid-'（ギリシャ語πεπτίδιονに由来）からで、語根のπεπτεῖνは「消化する」を意味した。'linked'は結びつけることを示すゲルマン祖語に由来する過去分詞形である。

'peptide'は19世紀末から20世紀初頭にかけて（学術ラテン語や独/仏の科学用語を経て）アミノ酸の短鎖を表す語として採用された。一方'link'は古いゲルマン語系の『つなぐ・結ぶ』を意味する語から発展し、現代英語の動詞'link'となった。これらを組み合わせて現代の科学英語で'peptide-linked'が生まれた。

ギリシャ語由来の'peptide'の語根はもともと『消化』に関する意味を持っていたが、現代の科学用語では『アミノ酸の短鎖（ペプチド）』を指すようになった。そのため'peptide-linked'は現在『ペプチド結合で連結された』を意味する。