「carbohydrate-derived」は英語に由来し、『carbohydrate（炭水化物）』と過去分詞『derived（由来した）』から成る複合語であり、『carbo-』はラテン語の「carbo（炭素／石炭）」、『hydor（ὕδωρ）』はギリシャ語で「水」を意味し、『derived』はラテン語 'derivare'（引き出す）に由来します。

『carbohydrate』は19世紀に科学用語として英語に入り（フランス語『carbohydrate』や現代ラテン語経由）、『derive』はラテン語から古フランス語・中英語を経て英語化し、その過程で過去分詞『derived』が生まれ、現代では科学分野で複合語『carbohydrate-derived』として用いられます。

当初『carbohydrate』は「炭素＋水」成分を指す語でしたが、次第に糖類や関連分子を指すようになり、『carbohydrate-derived』は現代では「炭水化物から得られた／由来する」という意味で使われます。