stigma
|stig/ma|
/ˈstɪɡmə/
汚名・烙印(の印)
mark (of disgrace)
語源
「stigma(スティグマ)」はラテン語の 'stigma'(直接借用)に由来し、さらにギリシャ語の 'stigma'(στίγμα)に遡る。ギリシャ語の動詞語根 'stízein' は「刺す・入れ墨をつける」を意味した。
「stigma」はギリシャ語 'στίγμα' からラテン語 'stigma' を経て、後期ラテン語・中世ラテン語で「印」や「焼印」を意味し、中世後期に英語に入り、物理的な印や斑点の意味で用いられた。時代とともに医学・解剖学的な意味や比喩的な社会的意味を持つようになった。
元来は「刺す・焼印を押すことで作られる印」を意味していたが、次第に「汚名・不名誉の印」や植物学の柱頭、宗教的な聖痕などの特殊な意味へと発展した。
品詞ごとの意味
名詞 1
人・集団・特性に付けられる汚名・社会的な非難の印
He felt the stigma of unemployment after losing his job.
彼は仕事を失ってから失業の汚名を感じた。
同意語
反意語
名詞 2
皮膚の物理的なしみ・印(病気や罰の印と見なされるもの)。歴史的には焼印などの烙印を指す
In older texts, criminals might bear a visible stigma on their faces.
古い文献では、罪人は顔に目に見える烙印を負っていることがあった。
同意語
名詞 4
キリスト教の文脈で、キリストの傷に対応するとされる聖痕の一つ(聖痕)
Some mystics reported experiencing stigmata on their hands.
ある神秘家は手に聖痕を経験したと報告した。
最終更新時刻: 2025/09/15 10:57
