「bioengineered」はギリシャ語接頭辞「bio-」（ギリシャ語の「bios」から）と英語の「engineer」（古フランス語「enginier」やラテン語の語根に由来）の結合に由来する。『bio-』は「生命」を、『engineer』の語根は「工夫・装置」「工夫すること」を意味した。

「engineer」は古フランス語の「enginier」（「engin」＝装置・技能）やラテン語「ingenium」（生来の才能）から中英語を経て現代英語の「engineer」になった。接頭辞「bio-」はギリシャ語「bios」から科学・技術用語に入り、「bioengineer」「bioengineered」のような複合語を形成した。

当初は「bio-」が「生命」を、「engineer」に関連する語根が「装置・工夫（の能力）」を意味していたが、時間とともに「engineer」は技術的技能を応用して設計・構築する職業的意味に移り、『bioengineered』は特に生物工学的手法（しばしば遺伝子改変）によって改変・製造されたことを指すようになった。